疾患別症例数

私の症例は「現代医学では治療法がない」と言われている難治性疾患が大半を占めるという特徴があります。難治性疾患の症例は、治療に精細さを要し、リスクも高いことから、一人当たりの治療時間を長くとるため2017年は新患数をかなり制限しました。

症例数でみると、突発性難聴を含む感音性難聴の症例が142例、と全症例の3割以上を占めます。耳鳴り、ALS(筋委縮性側索硬化症)、うなだれ首、自律神経失調症、薬物離脱症状、嗅覚障害などは「全く治療法が確立されていない分野」の疾患であり、当院の症例は治療法未確立の難治性疾患に特化されていることがわかります。

その他の疾患別症例を見ると診療科の垣根なく多くの科の難治性疾患症例が集まることがわかりま