脊髄小脳変性症

脊髄小脳変性症

歩行時のふらつきや、手の震え、ろれつが回らない等を症状とする神経の病気です。動かすことは出来るのに、上手に動かすことが出来ないという症状です。主に小脳という、後頭部の下側にある脳の一部が病気になったときに現れる症状です。この症状を総称して、運動失調症状と呼びます。この様な症状をきたす病気の中で、その原因が、腫瘍(癌)、血管障害(脳梗塞、脳出血)、炎症(えんしょう)物理的刺激(火傷や凍傷など)、や化学的な刺激(化学薬品接触など)や、ウイルスなどの微生物の感染に対して起こす生体の防御反応の一つ。発赤、熱感、腫脹、疼痛を炎症の4兆候といいます。急性炎症と慢性炎症に区別されることもあります。炎症(小脳炎、多発性硬化症)、栄養障害ではない病気について、昔は、原因が不明な病気の一群として、変性症と総称しました。(難病情報センターより引用)


原因と治療(確立されていません)

遺伝的な原因が言われていますが、遺伝子異常が組織学的にどういう障害を起こすからこのような症状が出るのか?というもっとも肝心な部分は何もわかっていません。「治療法はなし」とされていますが、基本的に神経細胞がストレスに弱いことが破壊されやすい原因であることは間違いのない事実です。遺伝的にストレスに弱い脳神経であるとしても、「ストレス」を取り除くことがこうした変性症の治療の基本であると考えます。私は、「体中の全ての細胞に共通の最大のストレスは血流不足」であると考えています。よってこのような原因不明の変性症でさえ、血流増加を行えば変性は抑止できると考えています。治療法としては交感神経節ブロックを行い、小脳・延髄・脊髄上部の血流量を増加させることを提案します。治す手段が何もないのであるなら、何かできることに賭けることは悪いことではないでしょう。また、普段から脊髄にストレスを与えるような姿勢をとらない、背骨にしっかりフィットする寝具を調達することが治療になると考えます。

 

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