認知症

認知症

主に脳血管の劣化により脳細胞への十分な血流量が行き届かなくなり、脳細胞が壊死していくために記憶力などが低下していきます。脳細胞は栄養が行き届いている状態であれば5万年は生きると言われており、逆に言うと脳細胞が死滅していくのは、血流障害が原因として大きいことを意味しています。現在、認知症に効果のある薬はないに等しい状態です。

治療法(確立された治療法ではありません)

近年、脳細胞が再生されることがわかってきました。これまでは死んだ脳細胞が再生されることはないと言われていました。もしも、脳細胞に十分な血液が流れれば、脳細胞は理論上再生可能ということになります。そこで頚動脈、椎骨動脈、大脳動脈の血流量を増やすことが可能であれば、記憶力は復活すると思われます。そのために頚部交感神経節ブロックを定期的に行うという治療法があります。この治療法は血管を拡張させるだけですから副作用としては脳出血に注意する必要があります。したがってワーファリンなど血液の抗凝固剤を服薬中の患者様にはこの治療法のリスクが高く、お勧めできません。

頚部交感神経節ブロック

Joukei012

認知症治療の症例報告(外部リンク)

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